
日本で入手できるプラセンタ製品の原料は豚と馬、羊の3種類です。豚プラセンタは価格が安く種類も豊富などで多く出回っていますが、より効果が高いとして人気を得ているのが馬プラセンタです。プラセンタはアミノ酸が豊富なので美肌になりますが、馬プラセンタは他のプラセンタと比べておよそ300倍ものアミノ酸を含んでいます。その中には豚プラセンタには含まれていない6種類の必須アミノ酸もあります。馬は1年に1回、1頭しか出産せず、アミノ酸が多いのは妊娠期間が長いことによるため、大量生産が難しく馬プラセンタは高級プラセンタに含まれることが多いです。
プラセンタは胎盤を指しますが、胎盤は母体が置かれる環境によって変化します。豚は病気にかかりやすいので、ワクチンや薬剤を投与することで病原菌を防いでいます。しかし投与によってプラセンタに不純物が混ざることも少なくありません。それに対して馬は病気にかかりにくい動物です。また体温が高いので寄生虫が付きにくく、薬剤を使用する機会がほとんどないので、質の良いプラセンタが作られます。馬プラセンタには一般的にサラブレッドの馬が適用されます。
サラブレッドは血統が明確で、食べ物や住環境などの徹底的に管理しているので、衛生面でもメリットがあります。馬プラセンタはサプリメントやドリンクを製造する時に、滅菌を念入りには行いません。これはアミノ酸など高い栄養素が損なわれるのを防ぐためです。しかし血液中には危険な物質が残らないように高温で、30分間の滅菌処理をします。よって有効成分を死滅させないで高濃度のまま安全な製品が完成します。馬プラセンタのホームページを見れば一目瞭然ですが、様々なサプリメントやドリンクが販売されていますが、馬プラセンタで副作用が起こったケースは報告されていません。ただし製品の含まれている馬プラセンタの濃度を確認しないと高い効果を得られません。「純100%」とは成分に何も混ざっていないことを示すので、馬プラセンタの効果を実感しやすいです。